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月刊GreenBeltの連載で伝えたいこと

2020年より月刊GreenBeltさんの連載記事を書かせて頂きます。「GreenBelt」は昭和38年に創刊され「パチンコ経営専門誌」としてパチンコ業界の様々な情報を配信しながら業界専門誌として大きな役割を果たされています。



―いま、パチンコ業界は大きな山場を迎えています―

山場を乗り越えるためにクリアしなければならない問題がたくさんありますが、なかでも大きな問題のひとつが「遊技機の規則改正、及び撤去問題」です。店舗がこれまで商用してきた遊技機は決められた期限が来たら全て撤去して新しい遊技機と入替しなければならなく、その新しい遊技機は規則改正によってスペックがいろいろと規制されている、という問題です。この山場を乗り越えるために企業はファイナンスなど様々な努力をしています。

過去日本では、ITバブル崩壊や消費者金融問題、リーマンショックなど日本経済を揺るがした社会的出来事がありました。今では各業界とも業界再編の山場を乗り越えて新しい時代を迎えています。パチンコ業界も娯楽産業としてユーザーや働く人のために、また納税義務者として社会のために、この山場を乗り越えなければなりません。

その鍵を握っているのは「今後発売される遊技機を上手に活用できるかどうかである」と言っても過言ではないでしょう。遊技機にはそれぞれセールスポイントがあり、遊技機を活かすためにはユーザーに対してそのポイントをしっかりと伝えることが大切です。逆に、ポイントを伝えることが出来なかったことが原因で高額投資した遊技機を活かせないこともあり得ます。ユーザーに対してしっかりとセールスポイントを伝えるためには、まず「店舗運営者」が、曖昧ではなく十分にポイントを理解する必要があります。

今回、私が機会を頂いた連載では、遊技機のセールスポイント解説と販促方法の提案について書いていこうと思います。その連載を書くにあたって大切にしたいことが2つあります。

①発売前に遊技体験する
②ユーザー目線を主軸にする

出来るだけ発売前に遊技体験をして資料では見えないポイントを探ります。また、全てはユーザーから見た魅力を主軸に考えます。この2つを大切にしたセールスポイント解説とその遊技機を最も活かすための販促方法の提案を記事として書いていこうと思います。HIRONORI KAJIKAWA