UXの本質
2020-02-08
Googleはサービス機能をデータ分析によって最適化しますが、話題の「ユーザーエクスペリエンス調査」や「リサーチバン」からも分かるように「利用者の声」を重要視しています。UX(ユーザーエクスペリエンス)とは製品やサービスなどを利用して得られる「利用者体験」のことをいいますが、最適なUXを提供するためには、利用者の表面的なニーズだけでなく、利用者の行動や背景を理解して、真のニーズを発掘することが重要だといわれています。UXの本質は、利用者の期待を超える体験を提供するために利用者の立場で価値提供を考えることであると専門家はいいます。では、どうすれば利用者が求める本質的な価値や体験を提供できるのか?その答えは「利用者の潜在的課題」の中にあるのだと思います。だから、Googleはその課題を見つけるために利用者の声に耳を傾けるのでしょう。
利用者の声を聞いて、その考察を自分の行動に置き換えて「これでいいのか?」と何度も繰り返し考える。利用者をより満足させて、より感動させて、よりワクワクさせるUXは、その地道な作業からうまれるものなのかもしれませんね。HIRONORI KAJIKAWA