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『インバウンド需要』への対策を始めよう

訪日外国人動向


訪日外国人旅行者数(インバウンド)は、19年に3188万人と過去最高を記録しましたが、コロナ禍を受けて20年412万人、21年25万人、22年383万人に減少しました。その後、水際措置が22年10月に大幅緩和、そして23年4月に撤廃されると、国際線の復便・増便が進み、急速に回復しています。



24年1~3月のインバウンドはコロナ前の19年1~3月比6.3%増の856万人と滑り出し好調で、24年通年でも過去最高の3188万人(19年)を更新する可能性が高いと予想されています。さらに25年には、4200万人にまで拡大し、消費額も8.5兆円に伸びると予想されています。岸田首相は、24年1月30日の施政方針演説にて、30年の訪日外国人旅行者数6000万人、消費額15兆円の達成を目指すとの考えを示しました。



言語の問題はChatGPT-4oで解決できる


インバウンド対策での大きな課題としては、言語対応できるスタッフなど、人材不足が深刻な問題となっています。人口減少による就労者不足に加えて、多言語に対応できる人材の確保は非常に難しい課題です。しかし、その難しい課題を解決してくれるテクノロジーが登場しました。そう!ChatGPT-4oです。ChatGPT-4oは、音声認識〜合成が旧来のボイス機能よりも更に高速になり、全くラグのない会話が可能になったため、より一層通訳機能が実用的になったと言えるでしょう。実際にCFYでもChatGPT-4oを使って、通訳の実証実験をしてみましたが「これがあれば安心」というのが感想です。是非、お試しください。




円安の影響はあるにせよ、日本文化の魅力があるからこそ伸びているインバウンド。日本文化に魅力がなければ、いくら円安だとしてもインバウンドは増えないはず。だからこそ今は、日本文化の素晴らしさを世界中の方々に知って頂く良い機会なのかもしれません。日本経済を支えるであろうインバウンド。これからは様々な産業においてインバウンド需要への対策が必要かもしれませんね。HIRONORI KAJIKAWA