NewsPicks『THEリアル人的資本経営』参加レポート
2023-02-17
『THEリアル人的資本経営』
先日、安田雅彦さんがプロジェクトリーダーを務める『THEリアル人的資本経営〜 「企業はヒトなり」を実装する〜』に参加してきました。安田雅彦さんは外資・内資、規模の大小にかかわらず数々の「ヒトと組織」に寄り添ってきた人的資本経営のプロフェッショナルです。2020年9月に経済産業省から「伊藤レポート」が発表されてから『人的資本経営』に注目が集まっていますが、安田雅彦さんはそのずっと前から人的資本経営を企業の中で実践してこられました。このプロジェクトは、安田さんならではの「人的資本経営」を、現場でリアルに実装できる手法として身につけることを目指すプロジェクトとなっています。コロナショックにより、より一層働く上での「ヒトと組織」の関係性が重要視されるようになった今。そんな中、「ヒトを資本として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営」、いわゆる『人的資本経営』が企業の成長エンジンにもなってきています。CFYでも様々な角度から人的資本経営を意識した経営をしていますが、よりリアルに実装できる手法を身に付けたいと思い、本プロジェクトに参加しました。
●プロジェクトの詳細
https://newschool.newspicks.com/project/112
参加レポート
主催者であるユーザベースの本社
ユーザベースは昨年7月に丸の内三菱ビルへ本社を移転。今回はその新オフィスに入れるということでワクワクしながら向かいました。セキュリティーの観点から写真撮影は控えましたが、これがまたオシャレで実用的なオフィスで御座いました。まさに新時代の機能的オフィスって感じです。
会場
2日間プロジェクトに参加する会場がこちら。本プロジェクトの講義はNewsPicks Studiosにて番組化されるということで、カメラがたくさん設置されていますね。会場内では参加者の皆さんが積極的にコミュニケーションを取っていました。学ぶ姿勢が素晴らしいですね。負けてられない。
Day1
さて、いよいよDay1スタート。1日目のテーマは、ヒトが資本の「成長戦略」ということで、ヒトを資本に会社を成長させるための基本的な考え方やフィードバックのカルチャー作り、効果的な1on1、そして評価制度の運用などの講義が展開され、初日からとても濃い内容でした。
Day1 2/11（土）13:00-20:00
ヒトが資本の「成長戦略」
▼人の成長でビジネスを伸ばす
-ビジネスのチャレンジと組織の伸びしろ
-サクセッションプランニング＆タレントレビュー（戦略人事）
-グループワーク：組織診断レビュー
▼フィードバックとエンゲージメント
-フィードバックの本質
-フィードバックカルチャーの作り方
-効果的な1on1ミーティング
▼ヒトを育てる評価制度
-イマドキの評価制度
-人材育成としての評価制度運用
-評価、その後に
Day2
2日目のテーマはヒトが資本の「組織開発」ということで、メインの議題はパーパス経営について。パーパスと人材マネジメントが組織を強くするという概念のもと、パーパス経営の意味と意義、理念をどのように浸透させるかなどを解説して頂きました。ウェルビーイングとキャリア開発についてもお話し頂き、理解が深まりました。2日間で14時間に渡る長時間の講義でしたが、あっという間の時間でした。
Day2 2/12（日）9:00-16:00
ヒトが資本の「組織開発」
▼パーパスと人材マネジメント
-パーパス経営の意味と意義
-パーパスを見つけ出す・炙り出す
-理念をどのように浸透させるか(グループワーク：パーパスディスクリプション)
▼努力して作る信頼関係
-「人間関係」への注力
-組織における多様性をどう実現するか
-信頼関係を構造的に作る
▼ウェルビーイングとキャリア開発
-ウェルビーイングとは何か
-キャリアへの野心と興味をどう育むか
-日頃の仕事に成長機会を見つける
プロジェクト終了
安田さんとちゃっかりツーショット。安田さんの講座内ではワークショップがたくさんあり、考える、発表する、ということを重視しています。ただ話しを聞くだけではなく、プロジェクトを一緒に作るという感覚があるので講座内容の理解度が非常に高いと感じました。そのおかげで人的資本経営の重要なポイントが良く分かりました。安田さんありがとうございました。
本プロジェクトの講義はNewsPicks Studiosにて番組化されるそうです（梶川の発言が映っていたらどうしよう汗）。この番組で得られることは、ズバリ『人的資本経営の本質』の理解です。安田さんがとても分かりやすく解説していますので、人的資本経営に興味がある経営者やHR担当者の方は視聴してみては如何でしょうか。HIRONORI KAJIKAWA
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