梶川弘徳

CFY代表取締役CEO/Bequeath代表/ギネス世界記録 Largest kimono collectionを保有/カッコいい日本文化が好き/トライアスロンIronmanの特訓中/経営者として、マーケターとして、Ironmanを目指す者として「きものではたらく社長のBlog」配信中

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ブランドとは何か? What is a brand?

ここ最近、「ブランド」について考えることが多く、書籍を何冊か読んだり、セミナーに参加したりして、ブランドについて学んでみました。いろいろと学んでみたうえで、私の中で最もしっくりきたブランドを表現する言語は、「ブランドは最終的にファンをつくることを目的としている」というものです。「ブランドは時間や対価を払ってでも得たい価値であり、その価値を活かしてファンを作ることを目的としている」という言語を違和感なく理解することができました。


ブランドという言葉は聞きなれた言葉ではありますが「ブランドとは何なのか」を説明するのはなかなか難しいものです。マーケティング専門家のフィリップ・コトラー教授の著書では「ブランドとは、個別の売り手または売り手集団の財やサービスを識別させ、競合する売り手の製品やサービスと区別するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはこれらの組み合わせである」と書かれていました。まさに的確な言語ですが、私には少しちょっと難しかったです。「ブランドとは、時間や対価を払ってでも得たい価値であり、その価値を活かしてファンを作ることを目的としている」という簡単な表現、そして、「最終的にはファンを増やすことを目的としている」という目的性、これなら私でも簡単にブランドの説明が出来ます。


そして、ブランディングとは「共感され、ファンになってもらうための活動の総称」のことをいいますが、具体的にはWebツールなどを使ってブランド価値に接する機会をつくることになります。ユーザーの心に訴えかける情緒的なアプローチをして想いを伝え、自社のプロダクトに共感をしてもらう。ユーザーに共感されるとともに情緒的なメリットを感じてもらい、最終的にファンになってもらうということがブランディングの目的となります。


また、ブランディングによって商品やサービスのブランド価値に共感をしてもらえるといろいろなメリットが生まれます。大きなところでいうと、「価格競争に巻き込まれなくなる」や「広告費などのコスト削減ができる」といったあたりです。特に、広告費のコスト削減というのは大きなメリットになるかと思います。プロダクトが強いブランドに育つと、プロダクトそのものが魅力となるため、広告を打たなくても価値を感じてもらえるようになります。スターバックスコーヒーのような感じですね。商品やサービスそのもの魅力を上げることにこだわり、少しずつその価値を伝えていく。ブランドが育つには時間がかかりますが、共感されファンになってもらうことを目的に活動することで確実に育っていきます。


ブランディングによってブランドを育てるための広告の施策としては、「フロー型」ではなく「ストック型」を意識したいところです。ストック型とは「資産になる広告」をいいます。例えば自社サイトの整備、SNSやブログの更新、Googleマイビジネスやインドアビューの設定、クチコミ対策など。これらの最新情報をWebツールで発信し、ユーザーとの接点を作る。これがストック型広告の流れになります。場合によってはフロー型の広告を活用する方が良いケースもありますが、その場合でもストックする方策を同時に設計することも意識すると良いと思います。自社の商品やサービスのプロダクトそのものを魅力あるものに育てていき、ストック型の広告によってブランド価値を少しずつ育てていくためのブランディングを検討してみても良いかもしれませんね。HIRONORI KAJIKAWA