チームマネジメントは強いぞ
2019-12-26
チームマネジメントの強み
チームは、メンバーが明確な共通の目標・目的を持ち一丸となって達成を目指します。メンバーは、それぞれ責任を持ちコミュニケーションを重視した環境下で全員がリーダーシップを発揮しながら仕事をします。そして、メンバーそれぞれの強みを活かし弱みをカバーする仕組みを作ることでチーム全体やメンバー各自の生産性を上げて大きな成果へと繋がっていきます。多様な個性をもつメンバーが成果に結びつく仕事をし続けるには、常に情報共有がなされていてコミュニケーションも怠らず、ミスが起これば修正してリカバリーできるチームの構造が重要といえます。チームマネジメントが成功すれば人的資源を有効活用し、不測の事態にも柔軟に対応していくことができるでしょう。これがチームマネジメントの強みです。
リーダーの存在が必要不可欠
チームマネジメントはプロジェクトの始まりから終わりまで一貫して進行させる必要があります。プロジェクトの進行過程では「適切な目標を設定すること」と「建設的な雰囲気をつくること」という2つのKSF(重要成功要因)を持つことが大切です。そしてここで重要となってくるのが、KSFを掲げてチームを力強く引っ張るリーダーの存在です。高い能力を持ち合わせたリーダーがいることが目標・目的を達成させるためには必要不可欠です。では、チームマネジメントをするリーダーにはどのような能力が必要なのでしょうか。
マネジメントリーダーに必要な能力
①コミュニケーション能力
②コーチング能力
③スケジュール管理能力
この能力はチームを引っ張るリーダーにとって非常に重要な能力となります。チームはリーダーが独裁的にコントロールするものではなく民主的にマネジメントするものであって、メンバー全員に主体性を持たせることがとても大切です。職位差で固定化された命令と義務のような発想は捨て、メンバーが自らリーダーシップを発揮していけるチームの形成を求めることが重要といえます。
リーダーとメンバーの良好な関係によって構築されたチームが、質の高いチームマネジメントを行うことが出来ればとても大きな成果を生むことになるでしょう。HIRONORI KAJIKAWA