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MIRAIぱちんこ産業連盟の拡大理事会に参加して

2021-12-17
CFYは今年9月、『MIRAIぱちんこ産業連盟』に賛助会員として入会しました。MIRAIぱちんこ産業連盟とは、パチンコホール団体の日本遊技産業経営者同友会とパチンコ・チェーンストア協会が合併し、2020年10月に発足したパチンコ業界団体です。MIRAIぱちんこ産業連盟は、『パチンコから身近な娯楽のミライをイノベートする』という理念を掲げて、接続可能な業界の将来と可能性を創造するために、存在価値を土台にミッションにとり組み、ビジョンの実現を目指しています。先日、そのMIRAIぱちんこ産業連盟の12月拡大理事会に、初めてオフラインで参加させて頂きました。


2020年~2021年にかけてパチンコ業界は、コロナ禍の影響を強く受けながら、かつ旧規則機撤去問題を乗り越えなければならないという千辛万苦の年となりました。2020年4月~5月上旬のコロナ第1波の時、パチンコ店はクラスターが発生しやすい場所と見られ連日のようにメディア報道されたこともあり、全国のパチンコ店のうち約98%の店舗が政府からの任意の休業要請に応じました。この時、報道メディアの影響力の強さを実感したことをよく覚えています。ちなみにこれまでパチンコ店でクラスターは1件も発生していませんが、そのことはあまり報道されていない事実でもあります。パチンコ店はコロナ第1波の時までセーフティネット保証5号の対象外となっていましたが、業界団体のはたらきかけによってセーフティネット保証5号の対象業種になることになりました。また、旧規則機の撤去期限を本来の期日から1年間延長を認められましたが、これも同じく業界団体の動きによるものであります。業界団体のはたらきかけで得られたこれらの事案によって、政府からの休業要請に応じた多くのパチンコホール企業が危機を乗り越えることができたと思います。


パチンコ業界はコロナ禍の影響強く受け、2020年パチンコ市場規模は前年比5.4兆円(27%)減少したと発表されています。しかしそれでもパチンコ市場規模は14.6兆円の巨大産業であります。同じような規模の産業でいうと、IT、石油、建設、鉄鋼、運送などがあげられます。それらの業界と同規模の市場規模であるパチンコ業界は日本経済を大きく支える産業のひとつであることは間違えありません。今、パチンコ業界は社会連携という形で日本経済に良い影響を与えられるような動きが盛んであります。誤っていたイメージとはいえ、コロナ第1波の時に社会から受けたパチンコ業界への目線。それはさておき、パチンコ業界は業界と日本の未来のために巨大産業の力をもってSDGsの普及や社会福祉活動に積極的な動きを見せています。


先日、私が参加させて頂いたMIRAIぱちんこ産業連盟の12月拡大理事会では、時代に合わせたルールの見直しと、社会連携の具体的な動きの議論がされていました。その議論を聞いていて、MIRAIぱちんこ産業連盟は『時代を見ようとする思考』と『変えることのできる力』を持ち合わせていると感じました。実際に、ここ最近良い方向に向いていることが増えていますし、先日の拡大理事会で出ていた事案もきっと良い方向に向かっていくだろうと感じています。今回、12月拡大理事会に参加させて頂いて、パチンコ業界の未来へ期待が高まったのと、産業としての存在価値の示し方に共感を覚えました。


今年9月からCFYもMIRAIぱちんこ産業連盟に加入させて頂きました。接続可能な業界の将来と可能性を創造するために、存在価値を土台にミッションにとり組み、ビジョンの実現を目指すMIRAIぱちんこ産業連盟の一員として、パチンコ業界と日本社会の明るい未来にために微力ながら尽力したいと考えています。HIRONORI KAJIKAWA