TOP>マーケター>eluをマーケティングで活用してみる

eluをマーケティングで活用してみる

NFTの盛り上がりも手伝って、いま「デジタルの価値」が認められてきています。それにともなってデジタルデータを出品・販売できるマーケットプレイス「elu」の利用者数がどんどん増えてきているそうです。eluは、ブロックチェーン技術を用いることで運用するNFT(Non-Fungible Token)とは異なるサービスで、マンガサイトで知られる「アル」の運営会社アル株式会社が運営するデジタル画像を限定で販売できるサービスです。イラスト、写真、動画、音声を販売することができ、すでに多くのクリエイターや芸能人が利用していることで、いま話題となっているサービスの1つです。今現在は、Twitterアカウントでのみアカウント作成ができて、まだサービスが始まったばかりということで全体的に模索中という感じですが、eluの良さは何と言っても手軽に利用できる点。「2分以内でデジタルデータの販売ができる」ということをキャッチコピーにしています。手軽さの一方、eluは一度出品した作品を削除することができません。なので、安易にテストで作品を販売しない方が良さそうです。


運営会社アル株式会社が掲げる理念は「クリエイティブ活動が加速する世界が実現すること」とあります。クリエイターが作品を手軽に出品・販売できるということで、クリエイターエコノミーの新たな販売チャネルとして注目されていくかもしれません。


今回、そのeluをマーケティングに活用してみたいと思います。CFYが11月に予定している『JAPaN×CFY』というセミナーのプロモーションとして、メインロゴを用いた制作物を出品・販売します。出品するのは、登壇するスピーカーの方が使用するZoomのバーチャル背景用の画像5種。スピーカーのみに配布されたもので、一般ではeluでしか手に入らないものになります。ただ、出品の目的は売上ではなく、スピーカーの気分を味わってもらったり、一緒に盛り上がってもらったりと、何やら新しいことをやっている、というちょっとした話題になれば良いかなといったカジュアルな感じです。Twitterで見かけたときは宜しくお願いします。


「elu」は、数量限定販売という、これまでの販売サイトと最新のNFTとの中間のようなサービスであり、どちらかというと「応援金」や「投げ銭」に近い立ち位置のサービスになります。出品したデジタルデータの販売は、Twitterでのダイレクト販売ということもあり、マーケットプレイスとしての機能だけではなく、プロモーションとしても活用できるのではないかと思います。何か、企画や祭典などがある場合は、そのロゴ画像を使って制作した「Zoomの背景」や「スマホの壁紙」、「LINEのアイコン」などを出品してプロモーションとして活用しても良いかもしれませんね。HIRONORI KAJIKAWA


<elu 梶川からの招待URL>
https://elu.jp/signup?code=Yb9QmhC6nHYES0t5HsVRShtFe5C3
このURLから登録できます(eluは招待制)